北海道札幌市における雇用ついてご説明します。
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@ 札幌市の雇用状況は、ほとんどの指標で他都市よりも厳しい状況にあります。
A 札幌市内に所在する企業は、その9割以上が中小企業に分類されており、札幌市の雇用における厳しい経済状況からもその経営改善の進み方は遅々としており、競争の激化とあいまって、非常に厳しい状況にさらされています。特に、大多数の中小企業は、経営資金の大部分を金融機関からの融資に依存していますが、金融機関自身の経営悪化などにより,いわゆる「貸し渋り」「貸し剥がし」の言葉に象徴されるように貸し出しが抑制的になってきていることから,企業に十分な資金がいきわたらない事例も散見されており札幌市の雇用に影響を与えるため、資金面からの支援策の充実が求められています。
B 近年,札幌市の雇用企業数は減少傾向にありますが,開業率は他の政令市に比較して高く,起業に積極的な傾向があることがうかがえます。しかし、現状としては札幌市の雇用状況は厳しいままとなっています。
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@ 北海道の完全失業率は,全国の数値を上回る厳しい数値を示しており,札幌市雇用有効求人倍率は全国や北海道よりさらに低い水準にあります。一部には,就業活動そのものを断念した潜在的な失業者が存在しているとまで言われております。
A 終身雇用制など日本固有の雇用慣行のもとで労働力の円滑な移動のための社会システムが未成熟であることなどにより求職者と求人側の間には,業種・職種,経験,能力,年齢,勤務条件などが折り合わない,いわゆる雇用のミスマッチが札幌市の雇用状況においても生じています。具体的な数値で見ると年齢別では札幌市雇用の全体有効求人倍率が0.45倍に対し中高年齢層の有効求人倍率は45歳〜54歳が0.27倍,55歳以上が0.18倍と,他の年代層よりも札幌市の雇用は低くなっております。【平成16年3月26日発行、札幌市「雇用情勢さっぽろ」2004年2月より】
B このため,国や北海道が行う札幌市の雇用対策だけではなく,地域の実情に見合ったきめ細やかな札幌市の雇用ミスマッチの解消策が求められております。
平成9年に北海道拓殖銀行が破綻したことをきっかけにして,北海道札幌市では深刻な雇用状況・景気情況へ陥ってしまったところから,札幌市の雇用対策においては,札幌市のハローワークと連携した雇用相談窓口の開設や,雇用の関係機関と連携した離職者総合相談会の開催などを行ってきております。また,札幌市の雇用状況においては,依然として厳しい雇用状況が続いていることから,国などの政府関係機関との連携を図りながら,若年層の札幌市就職活動支援セミナー,札幌市再就職支援セミナー,札幌市中高年再就職支援セミナー,中高年のための札幌市年金・健康保険等相談会などを開催し,札幌市の雇用状況において一定の成果を得ているようです。しかしながら,札幌市の雇用における有効求人倍率は依然として全国の有効求人倍率に比べると低い水準で推移していますので,前年同月の数値を20ヵ月連続で上回ってはいるものの,札幌市の雇用状況は全国レベルまでの回復には至っていないのが現状です。